補強鉄板を板金ハンマーで数千発叩き、何とか形を整えて行きます。
大切なのは、タイヤハウスのインナーパネルと同じ形状に形を作る事です。

見て頂いてお分かりになると思いますが、インナーパネルにもフレームの形があります。
補強鉄板を隙間なくインナーパネルに固定する技術は、特別です。これがピットハウスの拘るレストアです。

複雑な形をしたインナーパネルにエスコ錆止めを吹付けました。
もちろんフレーム内部にも、エスコを吹付けています。
熟練マイスターのレストアは、次に錆が出ない様に念には念を入れて作業を行っています。